病み浪人生が東大を目指す話

東大目指してます。あとはメンタルです。

上智受験本番!

どうもannです。とても学びにあふれた上智入試だったのでどうにかブログに書き起こしたいと思って勉強の合間に書いてます。

 

私が受けたのは数学の独自試験と共通テストの併用の方式だ。数学だけが唯一得意科目と言えるので選んだが、数学は本当に水物なのであんまり良くない。普通に良くない。でもまぁ、私立の数学はそこまで難しい問題は出ないイメージなので大丈夫かなぁと思っていたけれど逆にそれは一問も落とせないことを意味するのでやっぱり博打。

 

当日、めちゃくちゃ綺麗な校舎に入って気付いた。……どこにも時計がない。腕をまくると、腕時計がない。終わったと思った。時間配分を考えられないことが確定したのだ。

 

本当にテンパった。前の人が机の上に置いている腕時計の文字盤がギリギリ見えるかなぁとか(カンニングになるから絶対ダメ)色々考えたけどもう当たって砕けるしかない、という気持ちで座っていた。試験が始まるまでの準備時間も今が何時か全く分からず、いつ始まるのかもわからなかった。

 

チャイムと同時に試験開始。(チャイムなんですね!知らなかった!)とにかく時間配分はできないのでミスのないように、しかもスピードを重視して解くことに専念。1ページ目が終わった時、これは勝ったな。と思えた。周りは誰もページをめくっていなかったし、鉛筆の運びが遅い。気がした。そのまま勢いで最後まで解き切って見直し。ちなみに過去問ではボロボロだったので全部解けたことに自分のことながらまじで驚いてた。周りはまだ頑張って解いているし、あ、やっぱり勝ったな。と思った。見直しで一つミスを見つけ、15分ほどで終了のチャイムが鳴った。10分前の通知もないんですね。怖。(ちなみに慶應はありました)

 

結果は合格。良かった……。

 

反省点は時計を忘れたこと。これはもう絶対にやってはいけないことだった。けれど、結果から見れば時計がないことで効率よく丁寧に解くことを意識できたし時間ばかり意識して変な焦り方をすることもなくて良かった、とも言える。

もう一つ。自分が本番に強い気がしてきた。試験中盤には周りの音が聞こえなくなるほど集中していたし、いつもは大量にするミスが無かった。自習室では苦戦していたであろう問題もスムーズに解けた。「本番に強い」が何からくるのかは分からないが、(分かったらいいのに!)この強さを東大本番でも出せたらなぁと切に願う。

 

あと1週間。緩いペースだけどこのまま勉強を続けて本番にピークを持っていきたい。